サクッとゴクッとリフレッシュ! オオサカジューススタンドマニア サクッとゴクッとリフレッシュ! オオサカジューススタンドマニア

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公開日2024.07.10

ノスタルジー溢れる昭和のジューススタンド

今や駅ナカや百貨店内、繁華街などあちこちで見かけるジューススタンド。しかし、昔は
各地の商店街にある果物店や持ち帰り専用のお好み焼き店などの軒先で気軽に飲むのが一般的でした。大阪の味としてなじみ深いミックスジュースやひやしあめを、買い物の途中でグイッと飲み干すお母さんたちや、小銭を握りしめて飲みにやってくる子どもたちなど、日々の生活に密着していたことを思い出します。特に夏の暑い日に飲む一杯は格別で、喉を潤してくれる満足感と共に、なんともいえない幸福感を与えてくれたものです。いまだに街中でジューススタンドを見かけると、ついつい吸い寄せられてしまうのは、そんな記憶がどこかに残っているからか…。今回は、今でも昔ながらのスタイルで飲めるジューススタンドも紹介しているので、ジュースのおいしさを味わいながらノスタルジーに浸ってみるのもおすすめです。

昨今のジューススタンドのジュースといえば、カラフルな映えるビジュアルで、SNSでも大人気!注文を受けてから、一杯一杯作ってくれるので、できたてのフレッシュなおいしさが味わえるのも魅力です。そして時代が変わっても、大阪でジュースと聞いて思い出すのは、なんといってもミックスジュース!新鮮なフレッシュフルーツをふんだんに使った一杯は、ビタミンCや食物繊維などの栄養もたっぷり。ミックスジュース以外にも、新鮮なフルーツや野菜から作るおいしくてヘルシーなジュースは、夏のおでかけの水分補給にもぴったりです。そのほか、おなじみの乳酸菌飲料がベースのさわやかドリンクや、豆腐を使ったヘルシーなスムージーなどもピックアップしているので、ぜひ飲み比べや写真撮影を存分に楽しんで!
目次

大阪名物ミックスジュースを駅ナカで気軽に

愛され続けて半世紀以上。温州みかんの酸味で後味さわやか

大阪名物の飲み物といえば、言わずと知れたミックスジュース。もとは新世界にある果物店がで売れ残ったフルーツを使って作ったのが始まりで、その後喫茶店のメニューとして、関西で人気を博していったのだそう。
そして1969年に登場したのが、こちらのお店。ミックスジュースをリーズナブルかつカジュアルなスタイルで提供する、駅ナカのジューススタンドの先駆け的存在です。
梅田と新大阪、なんばに3店舗を展開。いずれも駅の敷地内にある。
ご紹介する梅田にある本店は、阪神本線「大阪梅田駅」東口改札近くにあり、駅を利用する通勤客のほか、買い物客や観光客などが絶え間なく訪れます。
阪神甲子園球場で野球の試合があるときはさらに客足が増え、多いときは一日4000杯も売り上げることがあるそうです。
2018年の駅構内の再開発を機に現在の場所に移転。リニューアルした新しい店舗ながらも、どこか懐かしいジューススタンドの雰囲気が感じられる。
看板商品の「ミックスジュース」は、その時代の味覚に合わせて少しずつ改良を重ねながらも、開店からのおいしさを守り続けているのだとか。ベースとなっているのは温州みかんの缶詰で、これに桃の缶詰やバナナなどをバランスよく組み合わせています。
注文後、すぐに作り立てのジュースが。お客様が絶え間なく訪れる同店では、常にスピーディな提供を心がけているとのこと。
カップになみなみと注がれたミックスジュースを一口飲むと、まずはジュースの冷たさにびっくり。ミキサーで攪拌(かくはん)するときに、ジュースと一緒に氷も加えているためですが、一気に飲もうとすると、頭がキーンとなるほどに、しっかりと冷えています。
お味のほうは、フルーツの自然な甘みの中に、温州みかんの酸味がさわやか。すっきりとした後味の、飽きのこないおいしさです。しかも、これが1杯200円で飲めるなんて、お財布的にもありがたいところ。長きにわたり、たくさんの人たちから愛されていることにも納得です。
大阪名物ミックスジュースで心も体もリフレッシュ!
本店ではミックスジュースのほかにも、その時季におすすめの3種類のジュースを提供しており、取材の日は「小松菜ミックスジュース」(230円)と「レモンジュース」(200円)、「ブルーベリージュース」(350円)が店頭に。中でも小松菜にりんごなどのフルーツを合わせた「小松菜ミックスジュース」は、熱烈なファンを持つ隠れた人気商品で、お酒を飲んだ翌朝のビタミン補給に買い求める人も多いそうです。
レモンジュースははちみつを加えてまろやかに。ブルーベリージュースはレモンの酸味がアクセント。
[juice-stand_01]店舗情報

濃厚なのに後味すっきり!関西の夏の風物詩

銅鍋で煮込むこと1時間以上。かわいい亀の形の名物も

ミックスジュースと並ぶ、もう一つの関西名物の飲み物といえば「ひやしあめ」。ひやしあめの発祥は、江戸時代の心斎橋にあった「あめ湯」屋台といわれており、夏の滋養飲料として好んで飲まれていたそうです。
1909(明治42)年創業の餅と和菓子のお店にも、絶品と評判のひやしあめが!
ご紹介するのは、四天王寺の西門前にある「源氏堂」。早速ひやしあめのご説明…といきたいところですが、その前に、同店の名を聞くと、名物の「亀かすて~ら」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
亀かすて~らは、「食べ歩きにも向く商品を」と、3代目店主が考案した一口カステラのこと。四天王寺の「亀の池」にちなんで、亀の形にしたのだそうです。
ふんわりやわらかな食感で、しかも時間が経ってもかたくならずにふわふわ!特にお盆や正月は、参拝を兼ねて訪れる買い物客の、長い行列ができるそうです。
25個入りで600円。透明カップに入った商品(550円)も。
特注品の亀型の焼器を使って焼き上げる。時間が経ってもふわふわの秘訣を伺うと、「生地を和菓子の製法で、手間を惜しまず作ること」と3代目店主の奥村元英さん。
ひやしあめ(200円)も、参拝のおともにと、奥村さんがレシピを考案した商品。5月~9月の限定販売で、ウォータークーラーにストックされた涼しそうな姿が、参拝客の視線を引きつけます。
どこか懐かしさを感じさせる夏ならではの風景。ちなみに寒い季節は甘酒を販売しており、上品な味わいで人気。
同店のひやしあめは、最上級の米飴(米と麦芽を原料とする自然の甘味料)と麦芽水飴、しょうが、粗糖を銅鍋に入れ、1時間かけてコトコトと煮込むのが特徴。ふきこぼれないように気をつけながら、丁寧に煮込むことで、しょうがの風味がピリリときいた、おいしいひやしあめに仕上がるのだそうです。
一口飲むと、こっくりとした濃厚な甘みに感激を覚えるほど。そして濃厚でありつつも後味がすっきりしているのですが、これは最上級の米飴を加えることに理由があるということです。
まさに店主のおいしさへの探求心から作り出されたひやしあめ。みなさんもこだわりが詰まった一杯で、元気をチャージしてください!
気軽に飲める良心的な価格もうれしい。
そのほかにも、口コミで評判を集めている人気商品が多数。たとえば、時間が経ってもかたくも白くもならないという、驚きの「わらび餅」(600円)は、とろけるようなぷるぷるの食感がリピート必至のおいしさ。
また毎月21日は、四天王寺の「お大師さんの日」に合わせて「あわ餅」(3個450円。あん無しは3個390円)を販売。こちらはもち米ならぬ「もちあわ」の生地で粒あんを包んだ餅菓子となっており、あわのぷちぷち食感が心地よく、午前中には売り切れてしまうほどの人気を博しているそうです。
とろとろ食感のわらび餅を作る秘訣は鍋で炊くときの温度にあり。表面にまぶしたきな粉も絶品。
[juice-stand_02]店舗情報

市場直送果実の作りたてジュースを、街歩きのおともに

高級果実を扱うお店でセレクト。自家製アイスとの夢のコラボも

レトロな街並みにおしゃれなカフェや雑貨店などが点在する、中崎町の一角にあるテイクアウト専門の小さなジューススタンド。旬の果物をふんだんに使ったフレッシュジュースを提供しており、街歩きのおともにもぴったりの、たっぷりフルーツのデザートも評判です。
大きな看板等は出ていないので、店の外にあるメニューボードを目印にお店を探してみよう。
大阪市中央卸売市場内の高級フルーツを扱うお店から、毎朝旬の新鮮な果物を仕入れているという同店。特に産地にはこだわらず、そのときに一番おいしい果物を、国内に限らず海外からも厳選しているそうです。
そんな同店で近頃人気を集めているというのが、旬の果物を食べやすい大きさにカットして、1~2人用のカップに詰めたカットフルーツ(580円~)。高品質な果物を、食べたい分だけ食べることができると、店頭で購入する人はもちろん、デリバリーで注文する人も多いそうです。
取材の日は、桃(佐賀県産日川白鳳、750円)や高級マスクメロン(静岡県産、750円)などがショーケースに。おうちや職場、公園などで気軽に旬のフルーツを。
ジュースも、旬のおいしい果物がたっぷりで、例えば「本日のフレッシュジュース」(680円)は、プラスチックカップいっぱいに詰め込んだ果物を、なんと1人分のジュースに惜しみなく使用するとのこと!味わいも考慮しながら3種類ほどミックスしており、牛乳などは加えずに作るので、ジューシーな果物のおいしさをまるごと味わうことができます。
取材の日は、パイナップル、りんご、オレンジの3種類がカップに。
もう一つのレギュラーメニュー「ばななバニラシェイク」(600円)は、牛乳&たっぷりバナナに、自家製バニラアイスをミックス。バナナのやさしい甘みを生かしたひんやり冷たいシェイクで、とろっとした口当たりもおいしさの一つに。
さらに、その時季に出回る果物が主役の期間限定のジュースも販売しており、2024年の夏はシャリッとした食感が心地よい、すいかのスムージーが登場予定です。
夏から秋に向けてのドリンクとして、桃のジュースも試作中…とのことなので、こちらもお楽しみに!
ところで、ばななバニラシェイクの材料にもなっている自家製バニラアイス。脂肪分の高い生クリームを使った甘さひかえめのアイスで、ミルク感たっぷりのやさしい味に、どこかほっとするような懐かしさを感じます。
そんな自家製バニラアイスと季節の果物の、夢のようなコラボが楽しめるのが、「たっぷりフルーツとバニラアイス」のシリーズ。この日、店主がおすすめしてくれたのは「桃とバニラアイス」(850円)で、アイスとジューシーな桃とのマッチングが口の中で瞬時にとろけ合い、おいしさの相乗効果に感動!楽しい街歩きのひとときが、さらに楽しいものになりそうです。
取材の日は桃のほかにも、ペルー産完熟マンゴー(バニラアイス付きで1,200円)など、スーパーではなかなかお目にかかれない贅沢なフルーツもメニューに!
[juice-stand_03]店舗情報

「発酵×発酵」がテーマの ブランド初のコンセプトショップ

ロングセラー乳酸菌飲料×発酵食品。“飲むスイーツ”の販売も

原液を水で薄めて飲むもよし、希釈不要のペットボトル入りをそのまま飲むもよし…子どもの頃から、私たちの喉をさわやかに潤してくれた『カルピス』。実は日本で最初に発売された乳酸菌飲料であったことをご存知でしたか?
『カルピス』が誕生したのは1919(大正8)年のこと。以来100年以上もの間、変わらぬおいしさで愛され続ける飲み物です。
今回ご紹介するのは、「阪急うめだ本店」の地下1Fにある『カルピス』ブランド初となるコンセプトショップ。『カルピス』を使ったオリジナルドリンクを提供しており、しかも「発酵×発酵」という、身体へのやさしさを感じる、魅力的なテーマが掲げられています。
白×水色がイメージカラーの、明るいデザインが目印。
水や氷を加えて希釈していただく『カルピス』の原液。これは生乳から乳脂肪分を取り除いた「脱脂乳」に『カルピス菌』を投入し、これを2回発酵させることで作られたものです。
つまり『カルピス』は、味噌やしょうゆなどと同じ発酵食品の仲間の一つ。同店には、親しみのある『カルピス』に、さらに発酵食品を組み合わせることで、発酵食品のおいしさをより多くの人に伝えたいという思いが込められています。
ほっとするような幸福感に満たされるのも、『カルピス』が持つ不思議なチカラ。歴代のパッケージがずらりと並ぶコーナーで、思い出話に花を咲かせる人も。
ドリンクのラインアップは4種類。「甘酒と『カルピス』」「ヨーグルトと『カルピス』」(いずれもレギュラー598円、ラージ699円)、「ブルーベリービネガーと『カルピス』」(レギュラー648円、ラージ748円)という3種の定番の味に加え、期間限定の1種類からチョイスすることができます。
しかも、いずれも『カルピス』と発酵食品を単純に組み合わせるのではなく、よりおいしくいただくためのひと手間を施しているところがポイント。例えば「甘酒と『カルピス』」は、甘酒と『カルピス』のまろやかなコラボに、ココナッツとフランボワーズの香りをアクセントに加えています。
「ヨーグルトと『カルピス』」は、オレンジコーヒーを合わせてビターテイストに。「ブルーベリービネガーと『カルピス』」は、『カルピス』とブルーベリーの甘酸っぱさを生かした、さわやかなソーダ割りに。
期間限定のもう1種は、行事や旬を意識したドリンクが1カ月半おきに登場。取材の日はフローズンドリンク「天の川が彩るヨーグルトと『カルピス』」(748円)がメニューに並んでいました。
実は7月7日の七夕は『カルピス』が世に出た、いわば『カルピス』の誕生日で、毎年この時期は、七夕にちなんだドリンクを提供しているのだそう。
そして七夕が終わると、桃やマンゴー、シャインマスカットなどをテーマにしたドリンクが次々と登場する予定。フルーツと『カルピス』、そして発酵食品の旬ならではのコラボレーションに、期待感が高まります。
星形のラムネとドライマンゴーで天の川を表現。このドリンクのみ、北海道の乳原料だけで作った「『カルピス』北海道」を使用している。
ジューススタンドのとなりでは、おうちで楽しむ「発酵×発酵」をテーマにした商品を販売。それが「発酵×発酵スイーツ」(各648円)で、缶のボトルに入った「『カルピス』ゼリー」と、発酵ソースがセットになっています。
いただくときは、まず『カルピス』ゼリーを冷蔵庫で冷たく冷やしておきます。これにお好みの量の発酵ソースを加えて、ゼリーがくずれるように振り混ぜ、飲むスイーツとして味わいます。
発酵ソースは「ヨーグルト&キウイ」「りんご酢&白桃」など、定番の4種の味をそろえています。さらに9月いっぱいまでは、期間限定の「ヨーグルト&ブルーベリー」も販売しているそうです。
物販コーナーはジューススタンドに向かって左にある。
ボトルを振る回数によって、ゼリーの食感が変わるところがおもしろい。余ったソースはヨーグルトにかけていただくのもおすすめ。
さらに物販コーナーでは、「カルピス(株)発酵バター」を使った焼き菓子のシリーズも販売。カルピス(株)発酵バターとは、生乳の「乳脂肪分」に『カルピス菌』を投入して熟成・発酵させたもので、カルピス(株)発酵バターを“ふんだんに”使ったサブレとフィナンシェの2種を用意しています。
ちなみに、物販コーナーの商品は「阪急百貨店オンラインストア」でも購入することができますが、サブレだけは「配送途中で割れる可能性がある」という理由から、オンラインストアでは取り扱っていないとのこと。まさにここでしか手に入れることができない商品なので、興味のある方はドリンクを味わいがてら、お店に足を運んでみて。
「発酵バターサブレ」(6枚入り1,350円)はサクッと軽やかな食感で、男性にも人気。ちなみに、「発酵×発酵スイーツ」の9月までの期間限定商品「ヨーグルト&ブルーベリー」も店頭のみの販売なので、この期間にぜひ。
発酵バターの上品なコクを感じる、やさしい甘さの「発酵バターフィナンシェ」(6個入り2,001円)。1000Wのトースターで2分加熱すると、しっとり食感を保ちつつ、カリッと香ばしい風味が楽しめるので、ご家庭でもお試しを。
[juice-stand_04]店舗情報

罪悪感なし!70代ご夫婦が作るヘルシーな豆腐スムージー

無添加で食物繊維豊富。トレーニング後やダイエットにも

松ちゃんと町子ちゃんの、70代ご夫婦が店主を務めることでも話題を集めるお店。もともとこの建物で息子さんがフィットネスジムを経営しており、お客様の待合室だった1階のスペースを、ご夫婦が営むジューススタンドとして活用することにしたのだそうです。
2階は、息子の中野ひろゆきさんが経営するパーソナルトレーニングスタジオ「OSAKA FITNESS HUB」。中野さんはテレビ等でも活躍中で、「人生が変わるパーソナルトレーニング」をテーマにした健康重視のトレーニングに定評がある。
イートインスペースを備えた店内は、ボタニカルテイストの癒しの空間。壁やカウンター下には、かつて画廊を営んでいたという、松ちゃんがセレクトした抽象画が飾られている。
息子さんはかねてから、お客様のトレーニングの後にプロテイン飲料を提供しており、ご夫婦が営むジューススタンドでも、タンパク質が摂取できるドリンクを提供することにしたのだとか。自然の食べ物でタンパク質を摂る…というところから、思いついたのが豆腐スムージーで、調理師免許を持つ町子ちゃんを中心に、家族みんなで試行錯誤を重ねたのだそうです。
そうして行きついたのは、豆腐と豆乳、そして果物を使用した、無添加のスムージー。イートインの全13種類のメニュー(各500ml入り)は300kcal前後のものが中心で、トレーニング後のタンパク質補給をはじめ、置き換えダイエットや、シニア世代の栄養補給にも好適です。
もちろん、おいしくヘルシーなドリンクとしてリピートする人もたくさん。果物の自然な甘みを生かしているので、おやつ代わりに、子どもとシェアしていただく親子連れも多いそうです。
腸活の効果も期待でき、牛乳不使用なのでヴィーガンの方もOK。朝食代わりに買い求める人も。
「そんなバナナ」(850円)や「ジョン・マンゴ郎」(950円)など、昭和を感じるネーミングからも、70代ご夫婦のユーモアあふれる温かなお人柄が伝わってくる同店。取材の日は、ブルーベリーとラズベリー、ストロベリーの3種のベリーの風味が楽しめる、「ベリー3兄弟」(850円)をオーダーしました。
果物は冷凍したものを使用し、注文を受けてからミキサーで攪拌(かくはん)。町子ちゃん曰く、視覚でも楽しんでいただけるよう、ベリーの部分と豆腐の部分をあえてマーブル模様にしているそうです。
ご夫婦の似顔絵が描かれたカップにたっぷりと注ぎ入れる。
一口飲むと、くせのないまろやかな味わいで、ベリーの甘酸っぱさとやさしい甘みが口いっぱいに広がります。また、豆腐ならではのふんわりとろとろのテクスチャーも心地よく、するすると喉を通っていきます。
そして時折、つぶつぶとした食感を感じるのですが、これは細かく刻んだナタデココをアクセントに加えているから。食物繊維が豊富なので、さらに腸活の効果もアップします。
あっという間に飲み干したあとは、お腹も心も大満足!これが罪悪感なしでいただけるとなれば、全13種類あるフレーバーをいろいろ味わってみたくなります。
「ベリー3兄弟」は同店の人気NO.1。ちなみに「黒ごまっする」(850円)や「めっちゃ抹茶」(850円)は海外のお客様にも好評。
店内では、豆腐スムージーを-30℃で瞬間冷凍させた「おうちPAPMA」のシリーズ(1袋540円、「アサイーやん」のみ648円)も販売。“おいしくヘルシーな豆腐スムージーを遠方で暮らす家族にも飲んでもらいたい”という、お客様のリクエストから、配送もできる商品を開発することにしたそうです。
お店で提供するスムージーの約半量(200ml)がスクリューキャップ式のパックに詰めてあり、いろいろチョイスして、飲み比べを楽しむのもおすすめ。
なお2023年8月には、2号店となる神戸魚崎店をオープン。70代ご夫婦の活躍は、今後もますます広がっていきそうです。
「おうちPAPMA」はコーヒー味の「レイコ」を除く全12種類のラインナップで、インターネット通販サイトでも好評販売中。なお店頭では、全12種類のセットを6,100円のお買い得価格で購入することもできる。
冷凍庫から出して夏は30分ほど、冬は60分ほど自然解凍し、モミモミしてからいだだくのがおすすめ。罪悪感なくいただけるうえ、バランスよく栄養を摂取できるので、出産祝いにも喜ばれているそう。
[juice-stand_05]店舗情報
【編集後記】
ジュースたちの愛らしいビジュアルに心を奪われ続けた取材でしたが、それ以上に印象に残ったのは、初めて口にしたときの、想像をはるかに超えるおいしさ!事実、素材の組み合わせ方や甘みの加減、風味や喉ごしをよくするための+αなど、どのお店も妥協のない一杯を提供するために、細部にまで創意工夫を凝らしていることがわかりました。2024年の夏も猛暑が予想されているとか。みなさんもおいしさと涼を求めて、Osaka Metro沿線のジューススタンドめぐりを楽しんでくださいね!
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