なんでもない日でも、特別な日でも オオサカごほうびチョコマニア なんでもない日でも、特別な日でも オオサカごほうびチョコマニア

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公開日2023.01.10

紹介してくれるマニアさん

チョコレートジャーナリスト市川 歩美さん

放送局のディレクターとして勤務していた2003年(平成15年)より、日本で最も古いチョコレート情報専門ブログ『Chocolat Lover’s Net』の配信を開始し、現在もWEBサイト『The Chocolate Journal』を更新中。TBS『マツコの知らない世界』やNHK総合『クローズアップ現代+』など、テレビ出演も多数。そのほか、商品監修にかかわるコンサルティングやショコラコーディネーターとしても活躍。

フランスショコラをきっかけに愛好家の道へ

確か5歳くらいのことだったと思います。祖父が買ってきてくれた板チョコを初めて口にしたとき、「甘いけど、苦いし、いろいろな味がする…!」と、未体験の美味しさに強く心惹かれたのです。 それ以来、幼い私のお気に入りはキラキラしたアクセサリーとチョコレートの2本立てに。チョコレートは、いろいろな板チョコを少しだけ割って食べては、残りを自分で作った「あゆみのチョコ箱」に大切にしまっていたのですが、これを一日に何度も開けたり閉めたりしては「チョコがいっぱいある~」と喜んでいました。今振り返ると、チョコレートが私にとっての幸せの象徴だったのかもしれませんね。
そんな私が、本格的なチョコレート愛好家になるきっかけになったのが、社会人の頃に出会った、パリのミシェル・ショーダン氏のボンボンショコラ。当時日本で出回っていたボンボンショコラは、型で抜いた、表面がしっかりとした食感のものが主流でしたから、「こんなにやわらかくてフレッシュ感のあるボンボンショコラがこの世の中にあったのか!」と衝撃を受けたのです。それから、本業の放送局での仕事をする傍ら、チョコレート専門のブログを書き始め、チョコレートジャーナリストとして活動する現在へと、つながっていくこととなりました。

シーンに合わせてチョコレートを楽しむ

スーパーやコンビニで販売しているチョコレートは、たくさんの人のチェックをくぐり抜けて開発された、いわば「紅白出場歌手」のような、多くの人に愛されるスターチョコレート。一方、ショコラティエが作るチョコレートは、一人ひとりのショコラティエがそれぞれに表したい美味しさを、完璧に計算して閉じ込めた作品のようなもので、食べるときも、温度管理に気をつけながらベストな状態でいただきたいです。どちらのチョコレートも私は大好き。普段は保存に気を使わないコンビニのチョコレートを味わって、特別なときはショコラティエが作ったチョコレートを大切に賞味する、こんなふうに、シーンに合わせてチョコレートを選ぶのも楽しいと思います。

「お店を訪れてよかった!」 と満足した13店

今回ご紹介する13店は、私が「オリジナリティがあって、美味しいチョコレートを丁寧に作っている」と感じたお店。またお店の空間も美しく、「訪れてよかった!」 と満足したお店でもあります。
バレンタインシーズンが到来し、街に色とりどりのチョコレートが並ぶ季節。大切な人へのプレゼントを考えている人はもちろん、自分へのごほうびチョコを楽しみたい人も、魅力を感じたお店にぜひ足を運んでみてくださいね。
目次

仏料理の巨匠のショコラの店【ル・ショコラ・アラン・デュカス】

デザートサロンを併設。大阪限定のデザートメニューも

ご存知、フランス料理界の巨匠であるアラン・デュカス氏が立ち上げたショコラブランド。実はアラン・デュカス氏は、「自分のレストランで使うショコラを作りたい」という夢を30年にもわたって抱き続けており、2013年にその夢を実現し、パリのバスティーユに、ショコラ工房を併設する店舗をオープンしました。
そして2018年にはパリに続き、東京・日本橋にも工房併設の店舗をオープン。日本で販売する同ブランドの商品はすべて、パリ工房でカカオ豆から作られたクーベルチュール(製菓用のチョコレート)を使用し、東京工房で製造しているそうです。
大丸心斎橋店本館のリニューアルとともに、2019年に登場した大阪心斎橋店。当時大きな話題となった(Photo by Pierre Monetta)。
アラン・デュカス氏の料理哲学は「良質な素材を厳選すること」と「素材本来の味わいと香りを十分に表現すること」。それはショコラに対しても同じで、同ブランドでも、カカオ豆の調達からショコラの製造までを一貫して行なう、“ビーントゥバー”の手法を用いて、商品を製造することを求めました。
厳選されたカカオと、ショコラ職人たちの熟練の技から作り出されるショコラは、食べる人を虜に。これをフランスに行かずとも日本のブティックで購入できるとは、なんという贅沢!
同ブランドのカカオの風味やショコラの美味しさをダイレクトに味わいたい人にはタブレットがおすすめ。新登場したのは、コンチング(ショコラをなめらかにするための製造工程の一つ)をせずに作った「オ・レ 45% マダガスカル ノン・コンシェ」(2,160円)で、ゲランドの塩がアクセントに(Photo by Pierre Monetta)。
キャラメリゼしたナッツをショコラでコーティングした「ドラジェ」のシリーズ(写真左の「ノワール ヘーゼルナッツ」など計4種。各3,726円)や、コルシカ島・ソヴェリア村の昔ながらの製法で丁寧に作られた「フリュイ・コンフィ」のシリーズ(写真右の「オレンジ」など計4種。各3,726円)は、プレゼントにおすすめ(Photo by Yusuke KAGAYAMA)。
同ブランドのブティックは日本国内に7つあり、そのうちの4店舗に、デザートがいただける「ル・サロン」を併設。ご紹介する大丸心斎橋店は関西で唯一の店舗で、ル・サロンの併設店でもあります。
同店は大丸心斎橋店本館地下1階の食品フロアの一角にあり、初めて訪れた人でも入りやすいオープンな雰囲気。市川さんも「高級感があるのに、とても居心地がよくておすすめ」と話しており、来阪時にはよく足を運んでいるそうです。
ル・サロンで提供する日本限定のデザートには、同ブランドのオリジナルブレンドのクーベルチュールも使用されているなど、ここでしか味わえない特別感も。休日の混雑する時間帯は行列覚悟で訪れよう(Photo by Pierre Monetta)。
ル・サロンには大阪心斎橋店限定のメニューもあり、それが、75%のショコラを使用したソース・オ・ショコラに、クリームが詰まったシューをフォンデュしていただく「プロフィットロール ソース・ショコラ グラス・ヴェニーユ」(1,900円)。プロフィットロールとは、そもそも“ひと口サイズのシュークリームを積み上げたスイーツ”のこと。ル・ショコラ・アラン・デュカス流にアレンジしたプロフィットロールは、さらにバニラアイスクリームも添えながら、味わうことができます。
写真の「プロフィットロール ソース・ショコラ グラス・ヴェニーユ」のほか、 ふわふわムース&スライスショコラの「ムース・オ・ショコラ」(1,540円)も人気(Photo by Pierre Monetta)。
ところで、2023年のバレンタインシーズンのブティックでは、限定販売のショコラ「ペピクール ミカン」(5,400円)が登場予定。ペピクールとはフランス語で「小さなハート」のこと。みかんの風味がさわやかに広がる、キュートなショコラです。
2023年1月13日(金)~2月14日(火)までの限定販売(無くなり次第終了)。日本国内の全店舗のほか、オンラインブティックでも購入可能(Photo by Yusuke KAGAYAMA)。
★マニアさんのおすすめポイント★
言わずと知れたパリの名店。 大阪限定デザートもあるのでぜひ!
[chocolate_01]店舗情報

人気菓子メーカーが手がける高級ショコラ【キャギ ド レーブ】

幸せへの扉を開く鍵型のショコラ。若手シェフたちのショコラも!

人気菓子メーカー「UHA味覚糖」が手がけるショコラブランド。同社といえば、グミやソフトキャンディが有名で、“チョコレートのイメージはない”という方も多いかもしれませんが、「チョコレートはもちろん、テイクアウトのチョコレートドリンクなども美味」と、市川さんがおすすめする お店です。
インテリアデザイナーの森田恭通さんが設計した、「スタイリッシュというかドラマティックな内装も魅力的」と市川さん。
既存のチョコレートメーカーとはひと味違う、“高級ショコラトリー路線のショコラブランド”として、大阪の本社ビル1階に店舗をオープンしたのは2007年(平成19年)のこと。しかも、マダガスカル産の最高級カカオを仕入れて、店内の設備でチョコレートを作るという、日本におけるビーントゥバーの先駆け的存在でもあったのだそうです。
現在はビーントゥバーでの製造は終了し、カカオにこだわって選び抜いたクーベルチュール を使用。店内で手作りするスタイルは創業時から変わらず、しかも、店頭販売を行なっているのは、全国でも大阪にあるこちらのお店だけなのだそうです。
幸せな未来を願う気持ちを込めた、看板商品「コフレロン」(1,404円)。
店名の「キャギ(Cagi)」は日本語の「鍵」のことで、フランス語の「de rêves」を続けると「夢の鍵」という意味に。同ブランドでは、この店名にちなんだ「夢への扉を開く鍵」というテーマを創業当初から掲げており、ショーケースには鍵や鍵穴をイメージしたショコラが種類豊富に並んでいます。
創業時からの人気商品「コフレロン」は、鍵と、ハート形の南京錠をイメージしたショコラの詰め合わせ。しかも鍵型のショコラは、色の濃いほうから順にカカオ75%、64%、55%、50%、38%と、5種類のショコラが並んでいるので、大切な人への贈り物はもちろん、自分用に購入して食べ比べを楽しむのもおすすめです。
地元の地名を商品名に取り入れた「松屋町テリーヌ」(ショコラと抹茶の2種。各864円)や、「キューブケック」(シトロンなど4種。各648円)なども人気。
そのほか、組み合わせる素材の香りと、カカオの風味を楽しむ「Kaoriショコラ」(1個270円)のシリーズは、シャンパンやキャラメルサレ、フランボワーズなど、常時18種類ほどをラインナップ。
また近年は、老舗ワイナリーやリキュールメーカーなど、他企業とのコラボレーションにも積極的で、中でも注目は、大阪・堺の老舗製茶問屋とコラボレーション した「つぼ市製茶本舗×キャギ ド レーブ おさつロシェ」(6本入り1,188円)。「おさつロシェ」とは、自社のヒット商品「おさつどきっ」をアレンジしたザクザク食感のショコラのシリーズで、本商品では、煎茶、抹茶、ほうじ茶の3種の茶葉と、厳選カカオとのマリアージュを楽しむことができます。
今年のバレンタインの大注目!若手4人のショコラティエの個性が詰まった「ショコラティエ ジャパンディスカバリー」(1,512円)。
さらに現在、同店はショコラティエ一人ひとりの個性を活かしたチョコレート作りを大切にしており、それぞれの自由な発想で商品を開発しているのだとか。2023年のバレンタインシーズンは、「日本」をテーマに、4人のショコラティエたちが生み出した4個のショコラを詰め合わせた「ショコラティエ ジャパンディスカバリー」を販売予定。素材の組み合わせにもビジュアルにも、4人の個性が光っており、年に一度の特別な一日を、美味しく楽しく演出してくれることでしょう。
また、テイクアウトのチョコレートドリンクでは、「スタンダード」(ホットまたはアイス。594円)のほか、「Kaoriショコラドリンク」 (648円)として、ショコラティエおすすめのフレーバーを楽しめるチョコレートドリンクもスタンバイ。まさにKaoriショコラの美味しさをドリンクで味わうことができるので、お買い物を楽しんだ後の休憩がてら、賞味してみてはいかが。
スタンダードのチョコレートドリンクは、カカオ75%、64%、50%、38%、33%からお好みをチョイス。テイクアウトOKの作りたてのクレープ(540円と594円の2種)もあります。
★マニアさんのおすすめポイント★
看板商品の、鍵をテーマにしたチョコレートなどが人気。ドラマティックな内装も魅力的なお店です。
[chocolate_02]店舗情報

ワクワク気分で“選ぶ楽しさ”を満喫【ショコラトリー ココ】

シェフの“美味しい”が詰まった、約30種類のボンボンショコラ

Osaka Metro堺筋本町駅から歩いて5分ほどのところにある、アンティーク風の外観が目印の小さなお店。こちらが、繁忙期などは閉店時間を待たずして売り切れになることもあるという、 ボンボンショコラの人気店です。
扉を開けた瞬間に広がる、ショコラの世界に期待が高まる。
オーナーシェフを務める谷上誠二さんは、もとは家業の自動車修理工の仕事をしていたのだとか。しかし、ショコラティエとしての夢を捨てきれず、30歳のときに、奥様からの応援を受けながら、有名ホテルの製菓部門のアルバイトとしての勤務を開始。約10年間の修業を経て、現在のお店を持つに至ったそうです。
ショーケース上の赤いランプが、店内の良いアクセントに。
オーダーメイドで作ったというショーケースの中には、約30種類ものボンボンショコラ(1個248円~)がずらり。四角いカットタイプのショコラがあれば、宝石のようにキラキラとしたショコラもあり…どれにしようか、目移りすること必至のラインナップです。
「今でもショコラ作りが楽しい」という谷上さんに、看板商品についてうかがうと、「看板はあえて作っていない」とのこと。その理由は「看板を作ると、看板ばかりが売れるようになってしまうから」と谷上さん。
谷上さんが大切にしているのは、まさに「ショコラを選ぶ楽しさ」。好みやその日の気分に合わせつつ、時に接客担当の奥様からのアドバイスも受けながら、シーンに合わせたボンボンショコラを自由に選ぶことができます。
ショーケースに 向かって左側は、期間限定のボンボンショコラが並ぶコーナーとなっており、取材時はマロン、文旦、泉州南高梅のショコラが。
味のほうも選ぶ楽しさが満載で、カカオの産地や含有率 が違うものがあったり、同じピスタチオでも、2種類の美味しさを揃えていたりと、1個と言わず2個、3個と味わいたくなる内容。ちなみに谷上さんのモットーは「売れるショコラではなく、自分が食べて美味しいショコラをお客様にも食べてもらうこと」。バレンタインシーズンも大盛況で、毎年1月中旬ごろまでは準備のためにお店を休業しているほど。今年も、この記事が配信される頃は休業中なので、再開日はインスタグラムなどでチェックしてください。
塩キャラメル風味の「サレ」(右上)などのスタンダードなショコラのほか、バジルといちごをとり合わせた「フレーズバジリック」(左下)などの変わり種も。
ショーケースに面した壁に設置された棚には、ボンボンショコラ以外のチョコレート菓子やコンフィチュールなどを陳列。市川さんによると、フルーツのシロップ漬けをチョコレートでコーティングした「コンフィ」もおすすめだそうです。
コンフィには、谷上さんの地元・大阪府和泉市のフルーツを使用。取材時に販売していた「夏みかんコンフィ」(756円)と「文旦コンフィ」(756円)は、チョコレートとさわやかな柑橘類との、絶妙なマッチングが楽しめます。
和泉市「なやファーム」のフルーツを使用。フィナンシェやサブレ、ケークオショコラなどの焼き菓子も人気。
★マニアさんのおすすめポイント★
ご夫婦で営むチョコレート専門店で、ボンボンショコラが美味。店内の赤い照明もかわいいです。
[chocolate_03]店舗情報

カカオに真摯なお店【ショコラトリー・パティスリー ソリリテ】

チョコケーキのポイントは“エアリー感”。焼き菓子にも定評あり

ボンボンショコラはもちろん、口溶けなめらかなチョコレートのプリンも人気があり、しかもフレッシュケーキは多いときは7割以上がチョコレートのケーキ。そんな充実のラインナップ&確かな美味しさから、市川さんが自信を持っておすすめするお店。オーナーシェフを務めている橋本史明さんは、意外にも子どものころはチョコレートが苦手だったそうです。
「スイーツ自体は好きで、ケーキを作ることも好きだった」という橋本さん。製菓学校を卒業後、関東・関西の有名パティスリーで研鑽を積み、2015年にオープン。
チョコレートが苦手だった理由は「口に入れて溶けるとベタッとするから」。しかし、製菓学校在学中に行ったフランス留学時、フランスのチョコレートを初めて食べて、その美味しさに感銘を受けたのだそうです。
そんな橋本さんが、特にフレッシュケーキを作るときに心がけているのが「質感をライトにして後口をよくすること」。カカオの風味や味わいを前面に出しつつも、すっきりとした味わいに仕上げており、食後のデザートとしていただいても、無理なく食べきることができます。
1個650円前後で、「チョコの味はしっかりするのに2個は食べられる」というファンの声も。人気のチョコレートプリン「チョコリン」(450円)はスプーンですくったときの新感触にも驚き!
チョコレートで人気の同店ですが、チョコレートは買わずに、焼き菓子を目当てに訪れるゲストも多いのだとか。「チョコレートを使わないお菓子に関しては、パティシエとしての技量がシンプルに試される」と橋本さん。常時20種類ほどを揃えており、ちょっとしたプレゼントはもちろん、自分用にもぜひ。
焼き菓子は1個300円前後で、サブレやマドレーヌ、フィナンシェなどがズラリと並ぶ。
看板商品のボンボンショコラ(1個320円。10個入りの「コフレショコラ」は3,500円)は、口溶けのよい生チョコタイプ。取材時は、「ミルク」などのスタンダードなショコラのほか、「カモミール」や「ルイボス」といった、ハーブを使ったショコラも並んでいました。
気になる2023年のバレンタインシーズンは、橋本さんおすすめのショコラを詰め合わせた、15個入りのセット(5,200円)を販売。味わい・彩り・食べ合わせを考えた、特別なショコラを味わうことができます。
ボンボンショコラが並ぶショーケースでは、ドライ加工りんご&シロップ漬けのオレンジピールをそれぞれチョコレートでコーティングした「ポムダムール」(1,520円)と「オランジェット」(1,650円)も販売。
前回のバレンタインでは「ボタニカル&ハーブ」をテーマにした限定アイテム(現在は販売しておりません) を販売したそう。2023年のテーマも楽しみ!
★マニアさんのおすすめポイント★
シェフは有名チョコレート店の出身。ボンボンショコラもプリンもケーキも美味しいです!
[chocolate_04]店舗情報

一粒に込めた物語をフランスも絶賛!【ドゥブルベ・ボレロ】

歴史あるクラブで最高評価。フレーバーに合わせた“柄”にも注目

2022年10月にフランスの「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(以下C.C.C)」が行ったデギュスタシオン(試食会)で、金のタブレット(最高評価)とともにアワード(審査員特別賞)を獲得した、渡邊雄二さんがオーナーシェフを務めるお店。滋賀県守山市に本店があり、ご紹介する大阪本町店ともども、市川さんをはじめとするチョコレート愛好家たちから、絶大な人気を集めています。
C.C.Cのガイドブックで、2015年から高い評価を受け続けている同店。店内には看板商品のボンボンショコラのほか、ケーキや焼き菓子も並ぶ。
もとはパティシエを目指していたという渡邊さんですが、修業先のお店でチョコレートの仕事を任されたことをきっかけに、ショコラティエとしての専門的な知識や技術を習得。その後独立し、パティスリーでありつつも、ショコラブティックとしても利用できるお店を守山市にオープンしたとのこと。
そんな渡邊さんが目指しているのが“フランス人が嫉妬するようなボンボンショコラ”。美味しいフレーバーや食感を作り出すことはもちろんですが、もう一つ、渡邊さんがショコラを作る上で大切にしているのが、渡邊さんのショコラの特徴ともいえる、色彩豊かな“柄”。高い技術を要する作業だそうで、ショコラ作りだけはスタッフに任せることなく、渡邊さんが1つ1つ手作りしているのだそうです。
世界を相手に挑戦をし続ける渡邊さんのボンボンショコラ(4個入りで1,404円)は、“柄を見ればフレーバーを思い出せる”ところがフランスの人たちにも好評。常時30種類の用意があり、30種類すべてを詰め合わせたセット(7,236円)を買い求める人も!
2022年のC.C.Cでアワードを獲得したボンボンショコラがこちら。写真の左上・右上・左下・右下の順に、料理の前菜・魚料理・肉料理・デザートをイメージしたショコラとなっており、審査当日もこの順番で賞味してもらったという。
ケーキは常時15~16種あり、同店のロングセラーとしておすすめなのが「ミロワール・ショコラ」(605円)。口当たりなめらかなムースショコラで、ラズベリーのコンフィチュールが美味しさのアクセントに。
ところで、渡邊さんはケーキの食材の組み合わせから、ボンボンショコラのフレーバーをイメージすることもあるのだとか。ケーキにボンボンショコラに、渡邊さんが作り出すパティシエならではのショコラの世界を、みなさんもぜひ体感してみてください。
「ミロワール」(フランス語で鏡の意味)の名の通り、つやつやとした光沢のあるビジュアルが印象的。そのほか、 「オペラ・クラシック」(583円)なども人気がある。
ショーケースに面した壁に設置された棚には、クッキーやマドレーヌをはじめとする焼き菓子などを陳列。オイルサーディンやアンチョビなど、ヨーロッパ産の食材も並んでおり、まさにパリの街角にあるお店を訪れた気分で、スイーツ選びを楽しむことができます。
本町のオフィス街の一角にあり、「焼き菓子9種詰め合わせ」(5,022円)など、お土産用に焼き菓子のセットを買い求めるゲストも多い。
★マニアさんのおすすめポイント★
ボンボンショコラはパリでの評価も高く、チョコレートのケーキもすばらしいです。
[chocolate_05]店舗情報
【編集後記】
テレビで商品を紹介するたびに注文が殺到するなど、チョコレート愛好家の間で絶大な影響力を持つ市川さん。ひと口にチョコレートと言っても、「酸味のあるものが好き」「甘~いのが好き」など、人それぞれありますが、今回選んでいただいた13店は、市川さんの膨大なチョコレート経験から、総合的に魅力があり、なにより“美味しい”と感じたお店ばかり。「私はみなさんよりもたくさんのチョコレートを食べていると思うので、参考にしていただけたらうれしいです」と話してくれました。例年は“チョコレートを贈るだけ”のイベントだった筆者のバレンタイン。今年はオオサカマニアの「チョコレート」を 参考に、自分へのごほうびチョコも楽しみたいと思います。
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