コレクター魂が騒ぎ出す! オオサカフィギュアショップマニア コレクター魂が騒ぎ出す! オオサカフィギュアショップマニア

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公開日2025.08.08

紹介してくれるマニアさん

株式会社海洋堂 顧問(センム)宮脇修一さん

「創るたのしみをすべての人に」をモットーとする、国内フィギュア制作メーカーのパイオニア「株式会社海洋堂」の永遠の「センム」。世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル」の実行委員会代表も務める。フィギュアの魅力を伝えるYouTubeチャンネル「宮脇センムチャンネル」も好評運営中。

平面キャラが立体に!夢を叶えるフィギュア

海洋堂のはじまりは1964年。うどん屋か、息子が好きな模型店 のどちらを立ち上げるか、私の父が悩んだ末に、大阪府守口市に模型店として創業しました。そんな海洋堂が、フィギュアの製造を始めたのは1983年のこと。翌1984年には、東京の茅場町に世界初のフィギュアショップ「KAIYODOギャラリー東京」をオープンしました。
なぜ私たちがフィギュアを作り始めたのかというと、当時の海洋堂は、造形の才能のある若者たちがたむろする空間でもあったのですが、私を含め、ヒーローや怪獣を模した昔ながらの人形に不満を抱いていました。つまり子どもじみた人形ではなく 、 リアルを追求した、大人が夢中になれる造形物が欲しいと感じていたのです。
「ならば、自分たちで作ればいいじゃないか」ということで、フィギュアの制作をスタートしました。優れた造形・彩色技術を駆使した、海洋堂の精巧なフィギュアは、1983年に参加した、アメリカのコミック関連のイベントでも、現地の人たちに驚かれたほどです。

フィギュアならではの圧倒的な迫力を体感!

昨今は日本を訪れる外国人観光客 の間でもカプセルトイが大人気。「手頃な金額で好きなキャラクターのフィギュアがコレクションできる」、その気軽さが魅力です。一方、フィギュアショップに並ぶ本格フィギュアはクオリティが圧倒的。リアルを追求したフィギュアならではの、凄みや迫力を体感していただけると思います。
ここで少しだけ、私どもの自慢話なのですが、海洋堂ではすべての製品に、造形師の名を明示して販売することを基本としています。それぞれの造形師が切り取った瞬間の表情や、精巧に作り上げた世界観を、ぜひみなさんの目でも確かめていただけたらと思います。

旬もレトロも!お気に入りに出会える13店

今回ご紹介する13店では、メーカー直営店のほか、日本橋の「でんでんタウン」に店舗を構える大型フィギュアショップなどをピックアップ。さらに昭和感が漂うレトロ雑貨店や、アメリカントイのお店も登場しているので、フィギュアはもちろん、フィギュア以外のお宝との出会いも、楽しんでいただけると思います。
目次

ミュージアムの感動を胸に 心ときめく1体を

直営店に負けない品ぞろえ。ドラゴンの巨大フィギュアも

「海洋堂フィギュアミュージアムミライザ大阪城」は、国内フィギュア制作メーカーのパイオニアである「株式会社海洋堂」が、これまでに制作したフィギュアの中から選りすぐりの3,000点以上を展示したミュージアム(入館料は大人/16歳以上1,000円、小人/7歳以上16歳未満500円)。今回ご紹介する併設のミュージアムショップは、ミュージアム入館者でなくとも、入場無料で利用 することができます。
写真の向かって左側がミュージアムのチケット売場&入り口で、右側がミュージアムショップになっている。
世界中から観光客が訪れる、大阪城公園内に位置する同ミュージアム。「日本のフィギュア文化に触れる入り口になれば」と、初心者にも親しみやすい有名なサブカルチャーを題材としたフィギュアを多く展示しているそうです。
入館時には入館記念コインがプレゼントされ、カプセルトイで1回だけ遊べるといううれしい特典も。これが海外からの観光客や、お子さまに大変喜ばれているのだとか。
カプセルトイで遊んだあとは、いよいよミュージアムの展示コーナーへ。キャラクターに関する知識がなくとも、その精巧さや表現力に圧倒されること間違いなし!

本題のショップご紹介前に、フィギュアマニア必見のミュージアム

展示は「特撮」「洋画」「マンガ・アニメ」など、10のエリアに分類。しかもエリアごとに壁の色が変化するので、解説文の言語(日本語と英語)以外の国の人でも、エリアが切り替わったことを自然に理解できるようになっています。
また展示された作品には、基本的に造形師の名が明示されているのですが、同じ題材のフィギュアでも、手がけた造形師によって、違った印象に仕上がっているので、そんな点にも注目しながら館内をまわってみてください。
特撮は黒、洋画は赤、アニメ・マンガは青の壁色に。
フィギュア文化 の発展を語る上で欠かせない、マンガやアニメの美少女を立体化した「美少女フィギュア」のエリアを過ぎると、続いて現れるのが「食玩」のエリア。海洋堂の名が一般の人にも広く知れ渡るようになったのは、チョコレート菓子のおまけとして、動物のフィギュアを制作したのがきっかけで、当時の日本に、食玩の一大ブームを巻き起こしました。
ちなみに、海洋堂に所属する 造形師・BOME(ボーメ)氏は令和4年度に、同じく松村しのぶ氏は令和6年度に、それぞれ「文化庁長官表彰」を受賞したとのこと。フィギュアは日本文化の振興に貢献したものとして、国からもその功績が認められているのです。
食玩ブームの火付け役となった「日本の動物コレクション」も、食玩エリアで実物を目にすることができる。
続く「ネイチャーモデル」「日本文化」「アート」「多目的展示室」「ボックスジオラマ」のエリアを抜けると、いよいよミュージアムショップに到着。海洋堂の直営ショップ「海洋堂ホビーロビー門真」(「other spot」で紹介)に負けない品ぞろえを誇っています。
海洋堂の商品以外の、大阪みやげも販売。
海洋堂の商品は、「そのまま飾るもの」「好みのポーズに動かせるもの」「自分で組み立てて塗装をするもの」などのタイプに分かれています。店内にはたくさんの見本がディスプレイされているので、みなさんも心惹かれる一体を探してみてください!
マンガやアニメのキャラクターはもちろん、仏像やアート作品のフィギュアも!
森羅万象を形にする「miniQ」のシリーズは、手頃な価格とサイズ感で、コレクションしたくなる!
ミュージアムショップの向かいには、同ミュージアムのマスコット「レッドドラゴン」の巨大フィギュアが。こちらは松村しのぶ氏の作品で、うろこのような皮膚の質感や、今にも炎を吐き出しそうな表情など、フィギュアに求めるリアリティを間近に感じることができます。
天井に届きそうなくらいの高さのある巨大フィギュア。なおフィギュアの後方には海洋堂のカプセルトイを集めた「カプセルミュージアム」もあり、こちらも入場無料で楽しめる。
★マニアさんのおすすめポイント★
海洋堂が40年以上にわたって手がけてきた、選りすぐりのフィギュアを集めたミュージアム内のショップ。もちろん、ショップだけのご利用も大歓迎です。
[figure-shop_01]店舗情報

レトロから最新までなんでもありのお店でフィギュア探し

ありとあらゆるレトロが満載。ムーディなオリジナル雑貨も

Osaka Metroなんば駅より徒歩約7分、 なんばCITY南館地下1階にある、宮脇さんが自身のYouTubeチャンネルでも訪れたお店。店外の壁沿いに設置されたショーケースにも、フィギュアや懐かしのアイテムがびっしりとディスプレイされており、お店の外観を目にした瞬間から、ワクワク感が高まります。
駅近の商業施設内にあり、フィギュア初心者にとっては入店しやすさも魅力の一つに。
商品のほとんどが買取などの中古品で構成されている同店は、「愛をもって文化を継承すること」がモットー。店長曰く、「他店では断られるようなものでも、基本的になんでも買い取って販売しています」とのことです。
そのお言葉通り、広々とした店内には、おもちゃや昭和のアイドルグッズ、ミニカー、レコード、楽器、自転車…など、ありとあらゆるレトログッズが盛りだくさん。フィギュアも、アニメやゲームのキャラクターや特撮モノ、人気のアメコミヒーローなど、ついつい足を止めて見入ってしまうアイテムがさまざまにあります。
写真はアメコミヒーローのコーナー。ショーケースに並んでいるのはパッケージのない「ルース品」で、「少し安くて、すぐに飾れる」という理由から、ルース品を求めるマニアも多いという。
昨今は、若い世代を中心に、昭和の怪獣やヒーロー、アニメキャラクターの「ソフビ人形」(ソフトビニール製の人形)を集める人が増えているとのこと。同店にもその流行の波が押し寄せており、あまりの人気ぶりから品薄状態になっているのだとか。
また、これらを平成以降に復刻した「復刻ソフビ」も人気があり、こちらの相場も上がってきているとのことです。
昭和の懐かしい雰囲気が漂う当時モノのソフビ。
復刻ソフビ。こちらも価格が高騰中。
そのほか、おすすめとして案内いただいたのが「超合金」のコーナー。超合金とはダイキャスト(非鉄金属の合金を高温で溶かして金型に流して成形する鋳造法)製の玩具のシリーズ名のことで、「昔憧れていたおもちゃを今こそ手に入れたい」と、収集する大人世代も多いのだそうです。
超合金という名は、アニメ「マジンガーZ」に登場する架空の金属に由来するもの。ずっしり重い質感も相まって、当時の子どもたちを夢中にさせたのだそう。
ヴィンテージプラモのコーナーでご紹介いただいたのが、ウルトラQに登場する人気怪獣「ペギラ」のプラモ デル。日本の玩具・模型メーカー「マルサン」より、1966年に発売された商品で、リモコン操作で、両腕を振りながら歩行させることもできるのだそうです。
価格は時価ということなので、興味のある方はスタッフにお声かけを。
同店ではオリジナル商品の販売もしており、こちらも昭和レトロな雰囲気が満載。
「ホテルニューアダムスきー」と刻まれたアクリル棒キーホルダー(各1,980円 )は、重量感もサイズ感もホテル のルームキーそのもので、ピンクやターコイズブルーなど、カラフルな8色 を用意。
懐かしいたばこの自販機を使ったディスプレイにも注目。
「くるまにポピー♪」のCMでおなじみの自動車用液体芳香剤の、記念すべき初のコラボ商品となった、同店限定デザインボトルの「グレイスメイトポピー」(各1,280円)。限定デザインボトルは「柑橘系」や「フリージア」など、6種類の香りをそろえています。
コラボ以外の商品(880円~)も店頭に並んでおり、日本国内販売商品のほか、輸出仕様の商品も含め、現行品はすべて取り扱っているとのこと。
★マニアさんのおすすめポイント★
幅広いジャンルを扱う、フィギュアショップというか、懐かしショップです。なかなかの変わり種のお店だと思います。
[figure-shop_02]店舗情報

日本橋で勢いのある店の一つ ロボット&メカは専門館に集約

マニアも夢中になる品ぞろえ。人気プラモはワンフロアをほぼ独占

「日本橋で今、一番勢いがある」との声も聞かれるホビーショップ「ジャングル」。写真の「大阪日本橋本店」は、建物の左側が本館、右側が別館となっており、1階でのみ、左右の建物を行き来できる造りになっています。
本館はマンガやゲームキャラクターなどのトレンド系、別館は特撮モノと、ざっくりとジャンルが分かれている。
もともと中古品の買取・販売を行なっていた同店。次第に新品の商品も扱うようになり、現在は中古品と新品が分け隔てなく売り場に並んでいます。
それだけに、ジャンルごとの アイテム数はかなりの充実ぶり。かつ買取も多いので、レア度の高い商品も多数陳列されています。
トレンド系のフィギュアを扱う本館1階は、日本みやげを買い求める海外の観光客にも人気。
本館から「特撮館」とも呼ばれる別館に向かうと、ウルトラマンのハイエンドフィギュアが出迎えてくれるなど、一気にマニア度がアップ。ハイエンドフィギュアとは、あらゆるフィギュアの技術を凝縮した最高品質のフィギュアのことで、大人のコレクターを中心に人気を集めているそうです。
ウルトラマンと怪獣のハイエンドフィギュアが集結した、マニアにはたまらない光景が!
1階は仮面ライダーや戦隊モノが中心。中でも、フロアの大半を占める仮面ライダーのコーナーの充実ぶりは必見です。
歴代の仮面ライダーのフィギュアがディスプレイされたショーケース。時間をかけて、フロアをくまなくまわる熱いファンの姿も。
2階はゴジラやウルトラマンが中心。ウルトラマンは、アクリルスタンドやバッジなどの同店オリジナルグッズも販売しています。
大きさも値段もさまざまなゴジラのフィギュアが並ぶコーナー。このコーナーの後ろにも、ゴジラの売り場が続いている。
さらに堺筋を挟んだ向かい側にも、「ジャングル 空想的機械館メカストア」(TEL:06-6556-7464。営業時間と定休日は大阪日本橋本店と同じ)があり、こちらは1階から3階まで、ロボットとメカにまつわるアイテムだけを集約。1階はガンダムやトランスフォーマーなどを扱うフロアとなっており、ガンダムのハイエンドフィギュアがずらりと並ぶコーナーもあります。
入り口からすでにマニアックな雰囲気が漂う、「空想的機械館メカストア」。
「ダイナミックロボ博物館」と名付けられた2階に上がると、同店オリジナルの「グレートマジンガー 等身大フィギュア」が。お値段は687,500円と高額ながら、日本の企業や海外のお客さまなどから人気を集めているそうです。
写真の左側、同店オリジナル「鋼鉄ジーグ ヘッドカーペット」(22,000円)も好評発売中。
3階は、今なおブームが続くガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)が、フロアをほぼ独占!これだけの商品数をそろえられるのは「買取が多く、かつ売れる」ことが理由にあるそうで、初心者向けから上級者向けまで、豊富なラインナップをそろえていました。
同フロアではミニカーも販売。また多目的スペースでイベントを開催することもある。
★マニアさんのおすすめポイント★
大阪日本橋本店と空想的機械館メカストアを合わせると、かなりの広さがあります。それぞれアイテム数が豊富なので、フィギュア好きは何時間でも楽しめるお店だと思います。
[figure-shop_03]店舗情報

昭和の時代にタイムスリップ!“当時モノ”のソフビが主力

商店街の一角に佇むレトロマニア注目店。小さな常連客の姿も

大阪市大正区、リトル沖縄と呼ばれる「平尾本通商店街」。Osaka Metro大正駅からバスで12分の立地でありながら、その商店街内に海外からもファンが訪れるレトロマニア注目の雑貨店があります。
「サンクス平尾」の呼び名でも親しまれる商店街。大正区は沖縄県出身者が多くこちらの商店街でも、沖縄を感じさせる装飾が見られる。
もともとこの地では、店主のご両親が商店を営んでいたそうですが、コロナの頃から現在の店主がお店を引き継ぐことに。店主は古いものが好きで、ストックしていた幼い頃のおもちゃを店内に飾っていたそうなのですが、次第にこちらのほうが注目を集め、売れるようになっていったのだそうです。
こうして2023年に、レトロ雑貨店としてお店をリニューアル。昭和の時代にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気を漂わせており、“他店では売っていないお気に入り”を求めて来店する、小学生の常連客もいるそうです。
昔ながらの駄菓子屋のように、ふらりと立ち寄れるお店。気さくな店主が迎えてくれる。
商品は買取などの中古品がほとんどで、小さなお店の中に入ると、まさにレトロ雑貨が隙間なく陳列されている光景が。物量は多いものの、キャラクターやジャンルごとに分類されているので、お目当てが見つけやすいという印象を受けるはず。
懐かしいアニメの主題歌やアイドルのレコードも。「新しい商品を入荷するたびに、今ある商品の位置を入れ替えながら、なんとか陳列できる空間を捻出しています」と店主。
現在の同店の主力商品は“当時モノ”のソフビ。つまり、特撮モノやアニメなどの放映当時に出まわっていたソフトビニール製の人形のことで、商店街の通行客の視線を奪う店先のショーケースには、カラフルな色彩も印象的な怪獣たちをディスプレイ。
怪獣たちの上に並んでいるかわいい熊は、かつて存在していた「北海道拓殖銀行」のマスコットキャラクター「たくちゃん」のソフビの貯金箱。
ソフビには、今から20~30年前に製造された「復刻ソフビ」もあり、近年はこちらの人気も上がってきているとのこと。同店では天井から吊り下げるスタイルの陳列もされており、昔のおもちゃ店を彷彿させる点もマニア心をくすぐる上に、一つひとつの商品が見やすいことでも評判です。
“吊り下げ”の陳列方法は、実はご両親の商店時代から続いているものなのだそう。
下の写真のような、小型の当時モノのソフビ類も同店の人気商品の一つ。この頃のソフビは、手先の器用な日本の女性たちが製造にかかわっていたそうで、おそろしい顔つきをした怪獣たちも、どこかやさしく、温かみのある雰囲気がにじみ出ているようです。
写真手前にある「マジンガーZ」の悪役のソフビなどのように、「ヘッダー」(ビニール袋の口を挟んでいる、二つ折りにした厚紙のこと)付きで、ホッチキスの打ち直しをしていないものほど、価値が上がるとのこと。
「もとの持ち主から新しい持ち主へ、バトンを渡すのが私たちの仕事」と店主。商店街でマルシェを開催したり、他の都道府県のイベントに出店することもあるそうなので、興味のある人はインスタグラムもチェックしてみてください。
もちろん、ゴジラやタイガーマスクなどの人気商品もスタンバイ。
★マニアさんのおすすめポイント★
ユーチューバーが紹介したことで、話題となったお店。今は街の模型店やおもちゃ店がほとんど見られなくなってしまったので、子どもたちにとっても、貴重な存在だと思います。
[figure-shop_04]店舗情報

関西最大級のフィギュア売り場が日本橋に誕生!

ジャンプ系をワンフロアに!常時13,000点以上の品ぞろえ

オンラインストアのほか、全国各地にリアルストアを展開する、アニメグッズやホビー、ゲームなどの買取・販売店。日本橋エリアでは7店舗を展開しており、中でもご紹介する日本橋大阪本館は、1階~5階までのフロアを擁する大型の店舗となっています。
日本橋エリアには同店のほかにも、アニメ雑貨が充実した「オタロード アニメ・ホビー館」、男性アイドルグッズなども扱う「日本橋乙女館」などがある。
1階はレトロから最新機種までを扱うゲーム関連のフロアで、界隈では最大級の売り場面積と品ぞろえを誇る。
そんな大阪日本橋本館は2025年6月に、2階のフィギュア売り場をリニューアル。なんと「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「鬼滅の刃」をはじめとする、ジャンプ系のフィギュアだけを扱うフロアとなり、売り場占有率もこれまでの約2倍に増えました。
フロア一面ジャンプ系だけ!フィギュアのほかにも、アクリルスタンドやキーホルダーなどの雑貨類も販売する。
こちらのフロアには、実に10,000点以上ものジャンプ系フィギュアが並んでいます。これだけの商品数を維持できるのは、もともと駿河屋が通販に強い会社であることが背景にあり、在庫を切らさないシステムが確立されているからなのだそう。
「中古ホビー売上ランキング2024(2023年度)」で圧倒的第1位に輝いたという駿河屋。常に充分な在庫を確保できているということが、ジャンプ系だけに特化したフロアの実現につながっている。
フロアをまわると、人気が高く、登場するキャラクターも多い「ONE PIECE」のフィギュアが売り場の多くを占めています。壁沿いにずらりと並ぶショーケースには、プレミアがついた商品や、人気のシリーズものが陳列されていますが、ここにも「ONE PIECE」関連のアイテムが多数並んでいました。
プレミア価格の商品をディスプレイした一番手前のショーケースは、特に見ごたえがある。
人気のシリーズものとは、下の写真の、手のひらサイズのデフォルメフィギュアのシリーズのこと。現在出回っている商品のほか、過去に販売されていた商品や、「期間限定」「イベント限定」などの限定商品がまとめて陳列されており、圧倒的な種類の多さに目が釘付けになります。
これほどの商品数がそろえられていると、過去に逃してしまったアイテムを見つけることができるかも!
フィギュアマニアの中には、可動式フィギュア(好みのポーズに手足を動かすことができるフィギュア)だけを収集する人も多いことから、同フロアでは、可動式フィギュアだけを集めたショーケースも設置。中には顔や手のパーツが付属された商品もあり、ポーズだけでなく、表情や手の動きも自分好みにアレンジすることができます。
可動式フィギュアのショーケースでは、特に「ドラゴンボール」のアイテムが充実。
ジャンプ系以外のフィギュアの取り扱いもあり、こちらは4階のフィギュア売り場に集約。また3階にはガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)などのプラモデルを扱うコーナーがあり、ガンダムのフィギュアも3階で販売しています。
大阪日本橋本館全体で販売するフィギュアの数は、常時13,000点は超えているとのこと!まさに日本橋No.1の品ぞろえを誇る、関西最大級のフィギュアショップは、早くも海外の観光客からも絶大な人気を集めています。
3階のガンプラなどのプラモデルがずらりと並ぶコーナー。ショーケースにはプレミア価格のガンダムのフィギュアがぎっしり。
★マニアさんのおすすめポイント★
ジャンプ系だけで10,000点以上という品ぞろえは圧倒的。日本橋に新しく登場した大注目のスポットは、一度は足を運ぶ価値があると思います。
[figure-shop_05]店舗情報
【編集後記】
およそ4万体ものプラモケイを所有しているという宮脇センムは、小さな頃から模型が大好き。取材で訪れた日もお会いする直前まで、自ら見本用のプラモケイに彩色を施していたとのことでした。模型仲間たちの思いを具現化したフィギュアは、今や世界に誇る日本の文化に。私も、パソコンのそばで励ましてくれる推しの究極の一体を探しに、フィギュアショップをじっくりとめぐってみようと思います!
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