


公開日2025.07.10
紹介してくれるマニアさん

TAK(タック)さん
『NO CURRY, NO LIFE』を掲げ、関西圏を中心にカレーを食べ歩くブロガー&インスタグラマー。
欧風、スパイス、インド、ネパール、タイ、スリランカ、パキスタン、中華etc…ジャンルに縛られずに様々なカレーやスパイス料理を追い求めて今日も東奔西走。
・カレーブログ「かれおた☆-curry maniacx-」管理人
・ぴあMOOK関西「究極のカレー 関西版」AWARD選考員
・「Japanese Curry Awards 」審査員
・「カレーEXPO」公式アンバサダー
・カレーイベント「かれおただョ!全員集合」主催
食の都の新名物!実は今熱い欧風カレー!
2000年初期頃から徐々に勢いを増し、現在では大阪の新たな名物とまで言われるようになった「カレー」。
そのムーブメントは、店主の創作性を形にする「スパイスカレー」など、様々なジャンルを生み出してきました。
インドからイギリスに伝わり、そこから日本に伝来して独自の進化を遂げた昨今のカレーですが、その原点はやはり「欧風カレー」です。
一口に欧風カレーといっても、その味わいやスタイル、トッピングなど実に様々。
組み合わせ次第で、オリジナリティ溢れる一皿を生み出すことが可能です。
今回は東西で3,000食以上のカレーを食べてきた僕が、Osaka Metroの駅から徒歩圏内のオススメ欧風カレー店をご紹介します。
ぜひ自分好みのお店を見つけてみてください!!

目次
ビジネスマンが愛する行列のできる人気店
フルーティかつスパイシーな甘辛カレー
たくさんのビジネスマンが行き交う本町。オフィスワーカー向けの飲食店はもちろん、おしゃれなカフェやバー、レストランも点在するエリアです。
「大阪のビジネスマンに認められたら、あとはどこに行っても認められるんじゃないかなと思って本町を選びました」と語るのは店主の大城(おおき)さん。グルメな大阪のビジネスマンたちに選ばれるお店を目指し、29歳で白銀亭をオープンしました。
2007年に創業した白銀亭は、カウンター16席のコンパクトな店構えでありながら、近隣のビジネスマンをはじめ、観光客がひっきりなしに行列をつくる人気店です。
「大阪のビジネスマンに認められたら、あとはどこに行っても認められるんじゃないかなと思って本町を選びました」と語るのは店主の大城(おおき)さん。グルメな大阪のビジネスマンたちに選ばれるお店を目指し、29歳で白銀亭をオープンしました。
2007年に創業した白銀亭は、カウンター16席のコンパクトな店構えでありながら、近隣のビジネスマンをはじめ、観光客がひっきりなしに行列をつくる人気店です。

もともと和食の料理人をしていた大城さんは、カレー店での独立を決意したときから研究に研究を重ね、今の味にたどり着きました。
白銀亭のカレーは、ルーを一口食べるとはじめにフルーツと野菜の優しい甘みが広がり、次第にスパイスの辛さがやってきます。
使われているスパイスは全部で13種類。ポイントはカイエンペッパーと胡椒とガーリックの割合で、この3種のバランスで辛さのひき立ち方が変わるといいます。
「カレーは香辛料のバランスが大事です。少し配分を変えるだけで味がガラッと変わってしまうんです」とのこと。
この絶妙なバランスにより、同店にしかない独特な甘辛いカレーが表現されています。
人気メニューは「ヒレ豚カツカレー」(1,150円)。
白銀亭のカレーは、ルーを一口食べるとはじめにフルーツと野菜の優しい甘みが広がり、次第にスパイスの辛さがやってきます。
使われているスパイスは全部で13種類。ポイントはカイエンペッパーと胡椒とガーリックの割合で、この3種のバランスで辛さのひき立ち方が変わるといいます。
「カレーは香辛料のバランスが大事です。少し配分を変えるだけで味がガラッと変わってしまうんです」とのこと。
この絶妙なバランスにより、同店にしかない独特な甘辛いカレーが表現されています。
人気メニューは「ヒレ豚カツカレー」(1,150円)。

薄衣でサクッと揚げられたヒレカツは、スプーンでも切れるほど柔らかく、ルーとの相性も抜群。
また、「ほうれん草カレー」(1,100円)は本店でしか味わえない一品。ほうれん草のシャキシャキとした食感とさっぱりとした風味が、カレーの辛さをマイルドにしてくれます。
また、「ほうれん草カレー」(1,100円)は本店でしか味わえない一品。ほうれん草のシャキシャキとした食感とさっぱりとした風味が、カレーの辛さをマイルドにしてくれます。
辛さが気になる時は、ぜひ「生卵トッピング」(50円)を試してみてください。豪快に混ぜて食べるとまろやかになり、よりおいしくいただけます。

「白銀亭のカレーは“戻ってきてもらえるカレー”だと思っています」と語る大城さん。ブイヨンには国産牛を使用し、胸やけのしないあっさりとした脂の旨味を抽出。それにより何度食べても食べ飽きない、またすぐに食べたくなる中毒性のあるうまさのカレーに仕上がっています。
嬉しいことにビール小瓶(500円)の提供もあるので、アツアツのカレーを頬張りながら、冷たいビールを流し込んではいかがでしょうか。
嬉しいことにビール小瓶(500円)の提供もあるので、アツアツのカレーを頬張りながら、冷たいビールを流し込んではいかがでしょうか。
★マニアさんのおすすめポイント★
平日でも大行列を生み出すカレーは、まろやかな甘さからの刺激的な辛さを楽しめる、正に大阪カレー界の甘辛無限ループ。
辛口好きな方は堪らない、爽快な味わいをぜひ堪能してみてください。
トッピングの「ヒレ豚カツ」は必須です!
平日でも大行列を生み出すカレーは、まろやかな甘さからの刺激的な辛さを楽しめる、正に大阪カレー界の甘辛無限ループ。
辛口好きな方は堪らない、爽快な味わいをぜひ堪能してみてください。
トッピングの「ヒレ豚カツ」は必須です!
[european-style-curry_01]店舗情報
オリジナル配合のブイヨンが味の決め手!あっさりうまみカレー
店主のこだわり光る、もたれないカレー
日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店街。江戸時代に菅原道真を祀る大阪天満宮の門前町として栄えたのが始まりで、明治時代から現在のような商店街として発展しました。全長約2.6kmからなる超巨大商店街には多くの飲食店がひしめき合い、昼も夜も地元客と観光客の両方でにぎわっています。
そんなにぎやかな商店街を少し逸れたところに店を構えているのが「カレー屋 カルダモン」。
店内はカウンターがメインの家庭的な雰囲気で、おひとり様でも気軽に立ち寄れます。
そんなにぎやかな商店街を少し逸れたところに店を構えているのが「カレー屋 カルダモン」。
店内はカウンターがメインの家庭的な雰囲気で、おひとり様でも気軽に立ち寄れます。

こちらでいただけるのは、「もたれない」ことを一番に考えてつくられたカレーです。
店主の松本さんいわく、インパクトのあるおいしさよりも、胃もたれせず飽きがこないカレーを意識しているそうで、昔お母さんが作ってくれたようなカレーのようでどこか違う、そんなカレーを目指しています。
店主の松本さんいわく、インパクトのあるおいしさよりも、胃もたれせず飽きがこないカレーを意識しているそうで、昔お母さんが作ってくれたようなカレーのようでどこか違う、そんなカレーを目指しています。

もたれないカレーに大事なことは、脂を最小限に抑えること。しかしそれではコクに欠けてしまいます。そこで試行錯誤の結果、味の軸となるブイヨンにキャベツと干しシイタケを入れることで、旨味を最大限まで引き出すことに成功しました。松本さんによると、一般的にブイヨンにはキャベツや干しシイタケは入らないそうですが、干しシイタケに含まれるイノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸の相乗効果で旨味を際立たせているとのこと。ブイヨンにはその他にも鶏がら、牛骨、牛すじ、牛すね、香味野菜が入っていて、うまみがぎゅっと凝縮されています。

人気の「ロース豚カツカレー」(1,200円)に使われているカツは、ていねいに脂身が取り除かれていて、女性にも嬉しいカレーとなっています。
数量限定の「牛肉厚切りカレー」(1,350円)は、肉厚の国産牛肉がドカンと乗ったインパクト大の一皿。
数量限定の「牛肉厚切りカレー」(1,350円)は、肉厚の国産牛肉がドカンと乗ったインパクト大の一皿。

2週間ごとに変わる期間限定カレーも人気で、取材時に提供されていたのは「国産牛すじとコンニャクの煮込みカレー」(1,350円)でした。期間限定メニューによっては「もたれない」の枠をはみ出し、自由なカレーを考案しているとのこと。

お客様からのリクエストに応えたいという気持ちから、期間限定という形でさまざまなカレーを出すようになりました。この遊び心とお客様を思う気持ちが、同店の人気の秘訣かもしれません。
今夏には人気の「タイ風レッドカレー」と「キーマカレー」が登場します。詳しい時期や価格は店舗のInstagramもしくはブログをご確認ください。
今夏には人気の「タイ風レッドカレー」と「キーマカレー」が登場します。詳しい時期や価格は店舗のInstagramもしくはブログをご確認ください。
★マニアさんのおすすめポイント★
カルダモンを語る上で外せないのが「牛肉厚切りカレー」です。
国産牛肉をホロホロになるまでじっくり煮込むことで、口の中でとろけるような柔らか食感を生み出しています。
売り切れ必至ですので、ご注文される方はお早めの来店がベスト!
カルダモンを語る上で外せないのが「牛肉厚切りカレー」です。
国産牛肉をホロホロになるまでじっくり煮込むことで、口の中でとろけるような柔らか食感を生み出しています。
売り切れ必至ですので、ご注文される方はお早めの来店がベスト!
[european-style-curry_02]店舗情報
バッファローとオリジナル、今日はどっちにする?
本格手づくり「辛・甘・うま」カレー
大阪を代表する繁華街・心斎橋から長堀鶴見緑地線で1駅の「西大橋駅」。大阪の中心にありながら静けさと洗練さを併せ持つ街として有名です。感度の高い人々が集う堀江に隣接し、オフィスビルも多く立ち並びます。この地で生まれたのがカレー堂 堀江店です。

「当店のカレーを食べたお客さまからは『辛・甘・うま』と表現していただくことが多いです」と話す社長の湊さん。この街で創業を決めたのは、ほどよい活気に魅力を感じたからだといいます。ホテルでコックをしていた曾祖父様が、庭に生える月桂樹などを使ってつくるカレーが大好きで、よくお手伝いをしていたそう。スパイスが持つさまざまな効能を勉強するうちにその魅力にハマり、約2年という歳月をかけて試行錯誤の末にカレー堂をオープンしました。
毎日仕込む同店のルーはすべて手づくりで、100時間ほどかけて完成します。数種類のブイヨンに、野菜、バナナやりんごをはじめとしたフルーツと、30種類以上のスパイス。これらがバランスよく合わさることで「辛・甘・うま」なカレーを生み出しています。
カレーメニューのベースは、「オリジナルカレー」(800円)と「バッファローカレー」(1,150円)の2種類があります。
どちらも中辛の強で、心地よい辛さと甘さを意識されているそう。
オリジナルカレーはフルーティーな甘みが際立ち、シンプルにルーを味わいたい方にオススメ。
看板メニューのバッファローカレーは、牛すじ肉をじっくり煮込んだコクのあるカレーです。
どちらも中辛の強で、心地よい辛さと甘さを意識されているそう。
オリジナルカレーはフルーティーな甘みが際立ち、シンプルにルーを味わいたい方にオススメ。
看板メニューのバッファローカレーは、牛すじ肉をじっくり煮込んだコクのあるカレーです。

こちらはなんと仕込みに5日かかるとのこと。そのおかげでルーには牛すじ肉のコラーゲンがたっぷり溶け込み、男性はもちろん女性にも人気のカレーとなっています。
2種類のカレーとトッピングを自由に組み合わせ、自分だけのオリジナルカレーを楽しめるのが同店の特徴。
「厚切りロースカツカレー」(写真はオリジナル1,600円)は、ジューシーで芳醇な国産豚のリブロースカツが贅沢に乗っています。毎回これを注文する根強いファンもいらっしゃるとか。
2種類のカレーとトッピングを自由に組み合わせ、自分だけのオリジナルカレーを楽しめるのが同店の特徴。
「厚切りロースカツカレー」(写真はオリジナル1,600円)は、ジューシーで芳醇な国産豚のリブロースカツが贅沢に乗っています。毎回これを注文する根強いファンもいらっしゃるとか。

「バッファローハンバーグカレー」(1,530円)も人気メニューのひとつ。手仕込みのハンバーグとバッファロールーが融合した、お肉を存分に味わえる一品です。外はこんがり、中はフワフワのジューシーなハンバーグは、スパイスの効いたルーにぴったり。これはスプーンを持つ手が止まりません。

定番の「玉子」(140円)、「チーズ」(280円)、「コロッケ」(180円)なども人気のトッピング。ライスのみ、ルーのみの大盛りも可能です。その日の気分にあわせて、いろんな組み合わせをお楽しみください。
テイクアウトは価格が異なりますので、詳細はお店のホームページをご確認ください。
テイクアウトは価格が異なりますので、詳細はお店のホームページをご確認ください。
★マニアさんのおすすめポイント★
ほど良い粘度のカレーソースは、フルーティーな味わいの「オリジナルカレー」と、心地良い辛味&肉の旨味を感じられる「バッファローカレー」の2種類から選べます。
オススメは断然「バッファローカレー」!
トッピングも豊富なので、お好みのものをどうぞ。
ほど良い粘度のカレーソースは、フルーティーな味わいの「オリジナルカレー」と、心地良い辛味&肉の旨味を感じられる「バッファローカレー」の2種類から選べます。
オススメは断然「バッファローカレー」!
トッピングも豊富なので、お好みのものをどうぞ。
[european-style-curry_03]店舗情報
関西のグルメが注目する意外な場所で食べられる本格カレー
市場の人を支える昔ながらの喫茶店
大阪市浪速区にある木津卸売市場は、約300年の歴史を誇る生鮮市場です。広い敷地には約150店が並び、魚・青果・精肉・乾物などが揃っています。まだ暗いうちから市場内には活気があふれ、威勢のいい掛け声とともに魚や野菜が次々と取り引きされていきます。ここで働くのは、熟練の仲卸業者や職人の方たち。そんな早朝の市場で働く人たちに、ホッと一息休まる時間を提供するのがカイノ珈琲工房です。

この場所で1972年に創業した同店。喫茶店としての歴史は古いですが、カレーの提供はここ10年ほどとのこと。店主の貝野さんを手伝うようになった、息子の友規さんがスタートしたメニューだそう。そのおいしさがグルメたちの間で話題となり、ここ数年でどんどん注目を集めるようになった絶品カレーです。

「手作りカレー」は玉ねぎやバナナをはじめとする野菜と果物を8種類以上使用し、自然な甘さを出しています。スパイスについては企業秘密とのことですが、バランスよく調合されていてかなり本格的な味わい。甘みのあとにしっかりと辛さを感じます。
半熟の目玉焼きが乗っているので、辛さを強く感じる場合は黄身を崩しながら食べるのがオススメの食べ方。目玉焼きはカリカリというよりも柔らかめな焼き加減で、ルーやライスとも合わせやすくなっています。
半熟の目玉焼きが乗っているので、辛さを強く感じる場合は黄身を崩しながら食べるのがオススメの食べ方。目玉焼きはカリカリというよりも柔らかめな焼き加減で、ルーやライスとも合わせやすくなっています。

目玉焼きを生卵に変更することも可能です。卵が苦手な方はもちろん無しでの注文もOK(卵無しの場合は20円引き)。サイズは小(620円)、普通(700円)、大(800円)の3種類から選べます。ちょこんと添えられた福神漬けはポリポリと歯触りが良く、カレーがどんどん進みます。
昔からの常連さんや市場の方からは「サンドウィッチ」(550円)も人気のメニューです。
昔からの常連さんや市場の方からは「サンドウィッチ」(550円)も人気のメニューです。

薄焼き卵、ハム、トマト、きゅうりとシンプルな具材ですが、トマトときゅうりは市場から仕入れていて新鮮そのもの。パンはやわらかさにこだわり仕入れているそう。
もちろんコーヒー(350円)にもこだわっています。ブラジル、サントス、モカなどの厳選した豆を自宅で焙煎。浅煎りをベースに深煎りを少し加えたオリジナルブレンドです。
モーニングメニューが閉店時間まで注文できるのも嬉しいポイント。一番人気は定番の、コーヒーにトーストとゆで卵のセット(450円)。
もちろんコーヒー(350円)にもこだわっています。ブラジル、サントス、モカなどの厳選した豆を自宅で焙煎。浅煎りをベースに深煎りを少し加えたオリジナルブレンドです。
モーニングメニューが閉店時間まで注文できるのも嬉しいポイント。一番人気は定番の、コーヒーにトーストとゆで卵のセット(450円)。

市場のお店にはよく出前に行くそうです。
最近は観光客も多いという木津卸売市場。早起きできた休日は、市場見学と絶品カレーで特別な一日にしませんか?
最近は観光客も多いという木津卸売市場。早起きできた休日は、市場見学と絶品カレーで特別な一日にしませんか?
★マニアさんのおすすめポイント★
シンプルだけど、どこか懐かしい。
そんな「お家カレー」の雰囲気を楽しめるカレーは、心温まる様な優しい味わい。
目玉焼きがデフォルトでついているありがたいスタイルです。
お食事後には、自慢のコーヒーが150円で飲めるのも嬉しいポイント。
シンプルだけど、どこか懐かしい。
そんな「お家カレー」の雰囲気を楽しめるカレーは、心温まる様な優しい味わい。
目玉焼きがデフォルトでついているありがたいスタイルです。
お食事後には、自慢のコーヒーが150円で飲めるのも嬉しいポイント。
[european-style-curry_04]店舗情報
コクの深さは歴史の深さ!千林大宮で愛される老舗ビーフカレー
親子で大切に受け継いだ秘伝のルー
大阪らしい下町情緒が色濃く残る町、「千林大宮駅」周辺。大正時代から続く千林商店街は、時代とともに形を変えながら、町の人々の暮らしを支え、今も毎日がお祭りのようなにぎわいを見せています。駅から続くアーケード街には、昔ながらの生鮮品や生活雑貨、食品のお店が軒を連ねます。
歴史が暮らしに溶け込むこの町で、「カレーダイヤ」は2025年で創業65年を迎えました。店主の大谷さんのおじいさまが1960年に喫茶・軽食店として開業したのがはじまりで、今も店内は喫茶店時代の面影を残す、どこか懐かしい雰囲気です。
歴史が暮らしに溶け込むこの町で、「カレーダイヤ」は2025年で創業65年を迎えました。店主の大谷さんのおじいさまが1960年に喫茶・軽食店として開業したのがはじまりで、今も店内は喫茶店時代の面影を残す、どこか懐かしい雰囲気です。

お父さまに代替わりをした頃からメニューが増え、その中でもカレーは知る人ぞ知る人気メニューでした。そのおいしさは徐々に評判になり、メディアで取り上げられはじめると、カレーを求めてやってくるお客さまが急増、一気に看板メニューとなりました。
同店のカレールーはお父さまの代よりつぎ足して受け継がれており、お店の歴史とともに増した深みとコクが最大の特徴。そこに淡路島産の玉ねぎと国産牛肉を加えたビーフカレーがベースです。こだわりの材料と秘伝のルーが合わさることで、スパイスのしっかりとした辛さの中にやさしい甘みとコクが感じられ、どんどん食べ進められるカレーになっています。
同店のカレールーはお父さまの代よりつぎ足して受け継がれており、お店の歴史とともに増した深みとコクが最大の特徴。そこに淡路島産の玉ねぎと国産牛肉を加えたビーフカレーがベースです。こだわりの材料と秘伝のルーが合わさることで、スパイスのしっかりとした辛さの中にやさしい甘みとコクが感じられ、どんどん食べ進められるカレーになっています。

カレーとの相性を考え、トッピングのほとんどが手づくりの同店。大谷さんいわく揚げ物は辛さをマイルドにしてくれる効果があるそうで、注文を受けてから揚げたてをトッピング。なかでも豚のブロック肉をこだわりの厚さにカットした「トンカツカレー」(1,050円)は不動の人気No.1メニューです。

人気のトッピングは「焼き卵乗せ」(150円)。片面だけカリッと焼かれた目玉焼きが、生卵にはない食感をプラスし、ちょっぴり贅沢な気分が味わえます。黄身をつぶして食べるもよし、一気に頬張るもよし、お好きな食べ方で楽しんで。

胃袋に自信のある方は、「トマホークカレー」(1,850円)に挑戦されてはいかがでしょう。大盛りのライスとルーにトンカツ2枚とコロッケ、エビフライが豪快に盛り付けられているボリューム満点の一皿です。

大谷さんのイチオシはプラス250円で付けられるコーヒーセット。喫茶店として創業した歴史を持つだけに、昔から変わらぬコーヒーは食後にぴったりだとか。夏はアイスコーヒーがカレーと好相性です。

アツアツのカレーでスタミナをチャージしたあとは、冷たいコーヒーでリセット完了。「夏の暑い午後もがんばれそう!」そんな気持ちにさせてくれる、おなかも心も満たされるお店です。
★マニアさんのおすすめポイント★
ノスタルジックな雰囲気の中、どこかモダンさも感じられるカレーソースは、サラッとした粘度と程よいスパイシーさ、辛さの奥に秘めた深みあるコクが堪りません。
老舗の歴史を感じられる、「本当においしい店」という看板に偽りなしの一皿です。
ノスタルジックな雰囲気の中、どこかモダンさも感じられるカレーソースは、サラッとした粘度と程よいスパイシーさ、辛さの奥に秘めた深みあるコクが堪りません。
老舗の歴史を感じられる、「本当においしい店」という看板に偽りなしの一皿です。
[european-style-curry_05]店舗情報
【編集後記】
家庭でもよく作られるカレーですが、お店でいただくこだわりたっぷりの欧風カレーは格別です。スパイスの配合やブイヨン、甘みの出し方や辛さの際立たせ方など、お店の数だけ欧風カレーのスタイルがありました。トッピングにもお店の個性が見られ、同じカレーは一皿としてありません。その一皿に込められた情熱は、まさに職人の仕事。欧風カレーの多様性と進化を発見できた取材でした!
家庭でもよく作られるカレーですが、お店でいただくこだわりたっぷりの欧風カレーは格別です。スパイスの配合やブイヨン、甘みの出し方や辛さの際立たせ方など、お店の数だけ欧風カレーのスタイルがありました。トッピングにもお店の個性が見られ、同じカレーは一皿としてありません。その一皿に込められた情熱は、まさに職人の仕事。欧風カレーの多様性と進化を発見できた取材でした!


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カレー専門店 白銀亭 本店
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本町駅
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本町駅
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本町駅
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カレー屋 カルダモン
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天神橋筋六丁目駅
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天神橋筋六丁目駅
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カレー堂 堀江店(本店)
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西大橋駅
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カイノ珈琲工房
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大国町駅
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大国町駅
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カレーダイヤ
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千林大宮駅
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アイリッシュカレー
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中津駅
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カレーコンドル
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四ツ橋駅
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西大橋駅
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ガスビル食堂
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淀屋橋駅
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カツカレーN
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本町駅
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本町駅
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本町駅
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からみつ屋
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南森町駅
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南森町駅
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PAPAN Kitchen
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天神橋筋六丁目駅
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天神橋筋六丁目駅
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あいまい
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南森町駅
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南森町駅
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まんねんカレー
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谷町四丁目駅
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谷町四丁目駅
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